2025年度 第1回学術研修セミナー
2025.11.2(日) ~ 2(日) 開催前2025年度 第1回学術研修セミナー
テーマ: ソケットリフト法によるインプラント植立
~各種ツールを用いた上顎洞底粘膜挙上の手技とその勘所~
内容:
歯槽頂よりアプローチする上顎洞底粘膜挙上、いわゆるソケットリフト法は骨高径が十分でない上顎臼歯欠損部に対して低侵襲にインプラント埋入を行う方法として、1994年にSummersによりOsteotome Sinus Floor Elevation(OSFE)として報告された。本法はオステオトームを用いる方法であるが、手技が盲目的であり洞粘膜穿孔の偶発症もあることから、時の流れとともにより安全・確実に洞底粘膜を挙上するための手技の工夫や器具の開発がなされてきた。
上顎臼歯部のインプラント手術では50~70%で洞底粘膜挙上が必要であり、ソケットリフトの手技を身につけることによってインプラント治療の適応を拡げることができる。また、これによりインプラント治療件数の増加が図られ自費診療の増収が期待できるため、安定した医院経営の観点からも有用な手技である。
今回のセミナーでは各種器具を用いたソケットリフト法の手技とその勘所について、講演と模範実習を通じて学んでいただきたい。これからソケットリフト法のスキルを身につけたい方だけでなく、自身の手技を見直してさらに精度を高めたい方にもよい機会になると期待している。
日時: 2025年11月2日(日) 9:30 ~16:00 (受付9:00~)
会場: AQB・ABIインプラント株式会社 研修室
〒103-0004 東京都中央区東日本橋1-4-6 東日本橋一丁目ビル8階
電話 03-5839-2541
参加費: 50,000円(税込) (患者説明にも使えるソケットリフト実習顎模型付き)
定員: 15名
講師: 杵渕孝雄 先生(日本先進インプラント医療学会専門医・指導医・元AIM理事長)
水野史之 先生(日本先進インプラント医療学会専門医)
タイムスケジュール:
9:30~10:00 宮浦靖司 学術研修委員長
イントロダクションならびにオステオトーム法
10:00~12:00 杵渕孝雄 先生
ドリル貫通法 講演・模範実習
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 水野史之 先生
ソケットリフト専用キットによる方法 講演・模範実習
15:15~16:00 質疑応答
16:30~ 講師を交えて懇親会(研修室にて 希望者のみ)
講師プロフィール:
杵渕孝雄 先生
元三井記念病院 歯科口腔外科 科長
元東京医科歯科大学非常勤講師
(公)日本顎顔面インプラント学会 評議員
東京医師歯科医師協同組合 常務理事
(社)日本先進インプラント医療学会 専門医 指導医 監事
AQBインプラント植立本数4465本
水野史之 先生
1984年 北海道大学歯学部卒業
1987年 北海道旭川市にて開業
(社)日本歯科医療管理学会
(社)日本先進インプラント医療学会 専門医
AQBインプラント植立本数1921本
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